症状と病気

起立性調節障害(起立性低血圧)

起立性調節障害は、起き上がった時や午前中に、調子の悪さやだるさ、頭痛、立ちくらみ、吐き気などの症状がでる病気です。起立性低血圧と呼ばれることもあります。小学校高学年~中学生にかけて増えてくる病気で、症状の軽い方も含めると、中高生の15~30...
症状と病気

熱性けいれん

熱性けいれんは、生後6か月~5歳くらいのお子さんが、発熱に伴ってけいれん(発作)を起こす病気です。日本で熱性けいれんを起こす人は、およそ10人に1人と身近な疾患です。いざという時に、少しでも落ち着いて正しく対応できるよう、熱性けいれんの対応...
その他の記事

不登校

不登校は、それ自体が病気というわけではありませんが、「学校にいけない」という理由で病院を受診するお子さんが少なくないことも事実です。そのため、小児科医としても関わることの多いものになります。 不登校で受診した方がいいのか?果たして病院はなに...
その他の記事

母乳のメリット

母乳育児はたくさんのメリットがあります。 赤ちゃんを育てるのにミルク(人工乳)を使うことは珍しいことではない世の中になってきており、ミルクが必要なご家庭があるのもまた事実です。最近ではミルクも研究・開発が進んでおり、ミルクメーカーさんの努力...
その他の記事

学校検尿について

わが国では、3歳児健診や学校検診で尿検査が行われています。症状を発症する前の腎臓の病気や糖尿病をいち早く見つけることができます。学校での尿検査の導入によって、糸球体腎炎という病気で末期腎不全に至るお子さんは大きく減少するなど、大きな成果を上...
症状と病気

アナフィラキシー

アナフィラキシーとは、重症のアレルギー症状のことです。速やかに適切な処置がされないと、呼吸や血圧が保てなくなり、命の危険につながることがあります。 アナフィラキシーとは アレルギーの症状で最も多いのは、じんましんやかゆみなどの皮膚の症状です...
症状と病気

髄膜炎~特に細菌性髄膜炎について~

小児科の重要な感染症として髄膜炎というものがあります。名前から病気がイメージしにくいのと、頻度がそこまで高くないことから、一般の方にとっては馴染みのない感染症かと思います。 今回は髄膜炎について、小児科・小児神経内科の視点から解説いたします...
事故と予防

異物誤飲~飲みこんじゃった!~

何かを間違って飲みこんでしまうことを、「誤飲(ごいん)」と言います。食べ物・飲み物や唾液などが、空気の通り道に入ってしまうことは「誤嚥(ごえん)」と言います。言葉は似ていますが別のものを指します。 お子さんは気になったものを口に入れたがるク...
症状と病気

ヒトメタニューモウイルス

ヒトメタニューモウイルスはかぜの症状を引き起こすウイルスです。 低月齢の乳児や基礎疾患のあるお子さんでは重症化することもあります。 特効薬はありません。 ヒトメタニューモウイルスとは? 2001年に発見された比較的新しいウイルスなので、聞き...
症状と病気

子どものゲーム依存症

子どものゲーム依存が社会的な問題になってきています。世界保健機構(WHO)はゲームのために日常生活に影響が出ている方を「ゲーム症/ゲーム障害」という病名をつけて、病気として認定しています。 つまりゲーム依存は、単なる「性格の問題」「しつけの...