お家でわかる1歳6か月児の発達

子どもの発達

<1歳6か月の子どもができること>

  • 一人で歩く
  • 意味のある言葉をいくつか話す
  • 親御さんの指さしや視線の先を見る
  • 「ワンワンどれ?」に答えられる

一人で歩く

歩行は1歳を過ぎるとできるようになってきます。
1歳6か月ではほとんどのお子さんが一人で歩けるようになっています。
最初は両手を上げてバランスをとるよちよち歩きですが、だんだんと両手の高さが下がっていき、大人の歩き方に近づいてきます。キックボクシングなどでのガードの構えに似ていることから、両手を上げての歩行をハイガード歩行、両手を下げての歩行をローガード歩行と呼ぶこともあります。 1歳6か月だとほとんどのお子さんがローガード歩行ですが、ハイガード歩行のお子さんもいます。

意味のある言葉をいくつか話す。

お母さんをさして「ママ」、ワンちゃんを見て「ワンワン」、車をみて「ブーブー」などと言うようになります。このように、赤ちゃんの言葉で良いのですが、それが何かをわかったうえで言葉を言うようになります。

乳幼児健診では3つ以上の言葉が出ていればOKとしていますが、言葉の出かたは発達のなかでも特に個人差の大きく、1歳6か月で言葉が出ていないから必ずしも異常というわけではありません。

親御さんの指さしや視線の先を見る

10か月健診では、お子さんの「あれみて」という指さしはありましたが、今度は反対に、親御さんが「あれを見てごらん」と指さした先を見るようになります。
さらに親御さんが何かを発見してそちらを見ていると、親御さんの視線の行く先を察知してお子さんも見るようになります。これは、お子さんの社会性(他者とのかかわり方)がさらに成熟してきたことを表します。

「ワンワンどれ?」に答えられる

絵本を見ながら「ワンワンどれ?」と聞いたり、「お鼻はどこですか?」と聞いたりすると、正しく指をさすことができるようになります。
これは「応答の指さし」とも言われます。 ちょうど1歳6か月ころからできるようになってくるものなので、まだできなくてもそれだけで異常とは言えません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました